• 時間: 2020-05-25
  • 著者: zzz
  • カテゴリ: release

0.9.46ではストリーミングライブラリの著しいパフォーマンス改善がなされました。 ECIES暗号(提案144)の開発を完了し、テスト向けに有効化オプションが付きました。

Windowsユーザのみ: このリリースではローカル権限昇格の脆弱性を修正しました。 それはプログラム実行権を持つローカルユーザにより不正利用される可能性があったものです。 アップデートをなるべく早く適用してください。 Blaze Infosec による信頼性の高い問題点公表に感謝します。

これはJava 7、Debian Wheezy・Stretch、Ubuntu Precise・Trustyをサポートする最後のリリースです。 これらプラットフォームのユーザが以降のI2Pアップデートを受け取るにはアップグレードが必要です。

例によって、このリリースにアップグレードすることをおすすめします。セキュリティを保ち、ネットワークに貢献する最高の方法は最新のリリースを動作させることです。

リリース詳細

変更

  • ECIES-X25519-AEAD-Ratchet暗号完成、テスト準備完了(提案144)
  • 秘匿サービスマネージャ:編集ページの再設計
  • i2psnark: Torrentが始動時にBADとマークされることを修正
  • NetDB: Support ECIES replies to lookups (proposal 154)
  • RRD4J 3.5 で jrobin を置き換え
  • Westwood+ 輻輳制御 を用いてストリーミングのパフォーマンスを改善

バグ修正

  • 秘匿サービスマネージャ:共有クライアントのオプション変更用の修正。トンネル動作中に特定のオプションが変わるのを防止
  • ビルド再現性の修正
  • ストリーミング:複数の修正
  • UPnP:インターフェイスとデバイス変更用の修正
  • Windows:インストールディレクトリの権限を修正

その他

  • Build process changes to support git
  • コンソール:バインドオプションとしてIPv6一時アドレスを表示させない
  • コンソール:より厳格なコンテンツセキュリティポリシーを持つJavaScriptに修正
  • Crypto: Disable speculative tagset usage
  • Eepsite:Jetty 9.3+用 Jetty GzipHandler を追加
  • I2CP:HTTPサーバートンネルとi2psnark用のgzipを無効化
  • i2psnark:新規コメント取得のために他シードへ繋ぎ出る
  • i2psnark: Support file paths in add form
  • NetDB: Don't send "fake hash" to indicate exploration
  • Profiles: Change decay algorithm
  • プロファイル:平均速度算出を高容量ピアに限定する
  • Router: Auto-floodfill now class N minimum
  • ルーター:接続先の鍵証明のチェック(提案145)
  • ルーター:トンネルピアの最低バージョン数を強制
  • SusiDNS: Base32アドレスの追加をサポート
  • 翻訳更新

修正されたバグの全一覧

SHA256 チェックサム:

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bc8ec63e1df5eba7b22c57a143ff177a1fb208f793f07ecf249f3589029def1e  i2pinstall_0.9.46.jar
ab0eb691b2753277738fe16ddc46349a24fd66b6323deae987f7c927272befd8  i2psource_0.9.46.tar.bz2
f0e7eed82a17e221c0bf604686518e85828f4a0a32c87a24c107e2c7492671cc  i2pupdate_0.9.46.zip
94d3c8ce82fa33224b446958a7eb6ad8aa403850ca01238f949c93b52830b122  i2pupdate.su3