0.9.46ではストリーミングライブラリの著しいパフォーマンス改善がなされました。 ECIES暗号(提案144)の開発を完了し、テスト向けに有効化オプションが付きました。
Windowsユーザのみ: このリリースではローカル権限昇格の脆弱性を修正しました。 それはプログラム実行権を持つローカルユーザにより不正利用される可能性があったものです。 アップデートをなるべく早く適用してください。 Blaze Infosec による信頼性の高い問題点公表に感謝します。
これはJava 7、Debian Wheezy・Stretch、Ubuntu Precise・Trustyをサポートする最後のリリースです。 これらプラットフォームのユーザが以降のI2Pアップデートを受け取るにはアップグレードが必要です。
例によって、このリリースにアップグレードすることをおすすめします。セキュリティを保ち、ネットワークに貢献する最高の方法は最新のリリースを動作させることです。
リリース詳細
変更
- ECIES-X25519-AEAD-Ratchet暗号完成、テスト準備完了(提案144)
- 秘匿サービスマネージャ:編集ページの再設計
- i2psnark: Torrentが始動時にBADとマークされることを修正
- NetDB: Support ECIES replies to lookups (proposal 154)
- RRD4J 3.5 で jrobin を置き換え
- Westwood+ 輻輳制御 を用いてストリーミングのパフォーマンスを改善
バグ修正
- 秘匿サービスマネージャ:共有クライアントのオプション変更用の修正。トンネル動作中に特定のオプションが変わるのを防止
- ビルド再現性の修正
- ストリーミング:複数の修正
- UPnP:インターフェイスとデバイス変更用の修正
- Windows:インストールディレクトリの権限を修正
その他
- Build process changes to support git
- コンソール:バインドオプションとしてIPv6一時アドレスを表示させない
- コンソール:より厳格なコンテンツセキュリティポリシーを持つJavaScriptに修正
- Crypto: Disable speculative tagset usage
- Eepsite:Jetty 9.3+用 Jetty GzipHandler を追加
- I2CP:HTTPサーバートンネルとi2psnark用のgzipを無効化
- i2psnark:新規コメント取得のために他シードへ繋ぎ出る
- i2psnark: Support file paths in add form
- NetDB: Don't send "fake hash" to indicate exploration
- Profiles: Change decay algorithm
- プロファイル:平均速度算出を高容量ピアに限定する
- Router: Auto-floodfill now class N minimum
- ルーター:接続先の鍵証明のチェック(提案145)
- ルーター:トンネルピアの最低バージョン数を強制
- SusiDNS: Base32アドレスの追加をサポート
- 翻訳更新
SHA256 チェックサム:
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